教室案内 About

教授あいさつ Message

伝統と革新を紡ぎ
次世代の眼科医療を創る
教授杦本 昌彦 Masahiko Sugimoto

2023年5月1日より山形大学眼科の教室運営を担当させていただいている杦本昌彦(すぎもと まさひこ)と申します。
山形大学医学部眼科学教室は医学部の開学と同時に設置され、本年50周年を迎えます。歴史ある当教室は高橋茂樹 名誉教授、山下英俊 名誉教授のご指導のもと、これまで輝かしい業績をあげてきた長い歴史を誇る教室です。これまでに諸先生方が築きあげてきた素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらなる発展を目指して確実に前進していきたいと思います。

眼はご存じのように外部からの情報入力の80%以上を占めるといわれる大切な器官です。大きさ3cm足らずの小さな組織ですが、失明にいたる重篤な疾患が起こります。しかし最近の医療技術の進歩により、かつて治療が困難であった疾患の視機能回復が可能になっています。視機能低下の不安に立ち向かう患者様の苦しみを理解し、寄り添い最先端の医療を提供することができるよう、教室員一同努力しています。

また山大眼科では教育と研究にも力を注いできました。視機能改善は患者様の大きな喜びとなり私たちの仕事はそれをダイレクトに感じることができる代えがたい仕事です。学生や研修医の皆さんには、眼科診療・研究の魅力を十分に味わっていただけるような教育を行ない、県内各地はもちろん国内外で活躍できる人材を育成してゆきます。

今後とも皆様からご支援・ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

略歴

1996年
三重大学医学部 卒業
1996年
三重大学医学部眼科学教室 入局
2003年
愛知県がんセンター 発がん制御研究部 任意研修医
2004年
三重大学大学院 修了
2005年
三重大学医学部眼科 助手
2007年
三重大学医学部眼科 講師
2008年
米国クリーブランドクリニック コール眼研究所Post-doctoral research fellow
2011年
三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座 眼科学 講師
2022年
三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座 眼科学 病院准教授
2023年
山形大学医学部眼科学 教授

沿革 History

山形大学医学部眼科学教室は昨年度、50周年を迎えました。歴史ある当教室は高橋茂樹 名誉教授、山下英俊 名誉教授のご指導のもと、これまで輝かしい業績をあげてきました。2023年5月には杦本昌彦が教授に着任し、医局員とともに臨床・研究・教育に励んでいます。公立置賜総合病院、米沢市立病院、東北中央病院、⽇本海総合病院、篠田総合病院、県立新庄病院、県立中央病院などの基幹病院にも医局員が赴任し、県内医療を担っています。

この10年は専門分化が進み、複数の専門外来を設けています。網膜硝子体、黄斑、ぶどう膜、角膜、緑内障、小児、腫瘍の専門外来で最先端の治療を行っています。まだカバーしきれていない領域や治療がございますが、今後充実させてゆく所存です。近隣施設からのご紹介も多く、おかげさまで手術件数も順調に増えています。2022年度は網膜硝子体手術398件、白内障手術888件など計1,412件の手術を行っています。

研究面でも舟形町研究などのコホート研究に始まり、日本網膜硝子体学会やJ-CREST groupのレジストリー研究に参加しています。

今後の県内医療を支える人材育成はアカデミアとしての責務です。コンスタントに大学院博士課程修了者を輩出しましたが同時に、県唯一の医育期間として医学教育にも努めています。県外出身者が多く、卒後故郷へ戻る学生が多い中、熱意ある教育で一人でも多くの学生に眼科そして教室の魅力を伝え、山形を支える医師の獲得に努めます。

諸先輩方のご指導を仰ぎながら教室を発展させてゆきます。個々の医局員の能力を向上させ、新規知見を世界へ発信してゆきますので、これからの眼科にご期待ください。

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